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補習70回とリポート、裁量で50回程度 必修漏れ救済
2006年11月01日22時25分
 高校必修科目の履修漏れ問題で、政府・与党は1日、履修漏れ科目の補習時間を軽減する救済策で基本的に合意した。(1)未履修が2単位分(70コマ)を超える場合は、補習で70コマ履修した上でリポート提出などで補う(2)未履修が2単位の生徒は補習70コマが基本だが、校長の裁量で3分の2(50コマ程度)に軽減できる――などが柱。文部科学省は2日中に都道府県教委などを通じ各校に通知する。
必修漏れ問題の生徒の救済策


 全国の教育現場で混乱を招いた履修漏れ問題は、公明党など与党が生徒の負担軽減を強く求め、文科省が受け入れる形で決着した。

 文科省の調べでは、必修科目の履修漏れは、国公立・私立合わせて5408校のうち5406校まで調べた時点で、計540校、8万3743人に及んだ。全高校の約1割で履修漏れがあったことになる。

 救済策が実行されると、そのうちの7割以上を占める履修漏れ2単位以下の生徒6万1352人は、最大50コマ程度に軽減される。2単位を上回る履修漏れがある生徒2万2391人は、70コマの補習とリポート提出などに軽減される。

 全国的な履修漏れが発覚した当初、文科省は不公平のないように、未履修のコマ数をすべて補習させる方針だった。しかし、その後、「100時間も150時間もの補習を受験期にやるのは無理」(伊吹文科相)と判断。一律70コマの補習とする救済案をまとめた。

 ただ、公明党から上限を50コマとする案が出るなど、与党から負担軽減を求める声が強まり、1日夕、国会内で開かれた与党教育再生検討会でも文科省案に批判が出た。座長の大島理森元文相らが改めて「現実的な対応をすべきだ」と申し入れたのに対し、伊吹氏がさらなる軽減を約束した。

 申し入れを受けた後、伊吹氏は記者団に未履修が2単位の生徒について「一定時間削減できるか検討する。病気その他で出席できない場合でも、一定期間出席していれば、履修したとみなすとか、詰める」と述べた。病気や災害の場合、校長の裁量で3分の2のコマ数で単位取得を認めることがあり、これを援用すれば50コマ程度に軽減できるという考えだ。

 履修漏れがあった高校の中には、すでに補習授業を始めている学校もある。受験を目前にしたこの時期の補習は生徒には厳しく、一方で指導要領通り履修した側には不公平感もぬぐえない。

 今後、責任者の追及や、必修科目や指導要領の抜本見直しの声が高まることも予想され、事態収拾にはまだ時間がかかりそうだ。

朝日新聞から
 それくらいにしないと、大変だよ。だって、もう終わっちゃうよっ。(-0-)
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