ブルンジ難民

ブルンジ難民１万人を受け入れへ　米国
2006.10.19
Web posted at: 16:41 JST
- CNN/REUTERS

ワシントン──米国務省のケーシー副報道官は１７日、国連難民高等弁務官事務所（ＵＮＨＣＲ）の要請に合意し、アフリカ中央部ブルンジの難民約１万人を受け入れる、と発表した。


米国が受け入れるのは、タンザニア西部の難民キャンプに滞在している。ＵＮＨＣＲは、難民の行き先について、本国への帰還と避難先での定住を優先するよう求めているが、共に不可能な場合は、第三国での受け入れを提案している。


ケーシー副報道官によると、米国は昨年ＵＮＨＣＲから難民の受け入れ要請を打診されていたという。


ベルギー委任統治領だったブルンジは１９６２年、ルワンダと分離独立した。しかし、７２年にツチ族とフツ族の民族対立が勃発。タンザニアへ多くの難民が流出した。


ＵＮＨＣＲによれば、米国が受け入れる予定の難民の多くは、この時に避難した人々で、タンザニア生まれの世代も多く、ブルンジとの直接的なつながりが薄いという。


ブルンジでは９３年に内戦が勃発して１２年以上続き、３０万人以上が難民として、周辺各国に流れ込んでいる。

CNNより
　一万人といってもほんの一部なんだろなぁ（・。・）